ワンコイン太極拳同好会

雲 yun

--------

JR横浜線大口駅

徒歩3分

神ノ木地区センター4F

毎週木曜

12:00~14:00

--------

事務局

090-4620-8233

細野 ほその

oogutit@gmail.com

アクセスカウンター

勁力について考察する3

11月の1日から3段の試験が始まったようで、私のところの先生も受験で朝早く起きて新小岩まで行くといっていた。どうだったか、聞いてみたが、「五分五分」とのこと。このような返事が返ってくるということは、結構いい線いっているのでは?と思っている
去年は、聞いてみると「大丈夫 たぶん 受かっている」といったので、根拠を聞いてみると、無かった。案の定落ちた。そのものに肉薄すると、その難しさがわかるので、「五分五分かな~」といったような答えになる。
もし今回落ちても、課題が具体的に見えているので、何をどうしていいのかといった迷いがなくスッキリと課題に挑取り組める。ほとんどの人が、具体的に何をしたらいいのかわかず、やみくもに、たくさん講習会に出て、さらに迷路陥る。

さて、今回は、膨らむ頂勁について、書きたいと思う。
この膨らむ頂勁は非常に大事で、ポン勁のことだ。
このポン勁が理解できないと、套路を打っても太極拳ではなくなるといえる。
ポン勁とは、体の中心から、外に向かった膨らむ球状の勁力のことで、これがいろいろ変化して、8種類の勁となる「ぽん・りー・じー・あん・りえ・かい・かお・ちゅう」
先に書いた、細長い頂勁は百会を下げず全身をズリズリと緩め落とすことで、全身の皮膚が引っ張られる。これが頂勁と書いた。これは勁力が何なのかを理解するためにかいた。
百会を落とさないことは、同じだが、今回は体全部・全身どこも動かさない。全身をカニの甲羅のようにして、体の中の肉を重力で下に緩め落とす。このとき、不思議なことが起きる。皮膚が2~3センチ膨らむ感じがする。これがポン勁だ。(「太極拳理の要諦 銭育才 著」には、骨が肉から離れ、皮が肉から離れ、体全体が透明なった感じ)とある
肩・肘が下に落ちないようにすると、意識ではそれを上にお押し上げている、また逆に肩甲骨や背中が肘を釣りさげているような感じがする。これがポン勁だ。
これ分かってくると、緩む・膨らむは瞬間同時起こることがわかる。
それともう一つ、この時、軸がないように感じる。丁度、張子の虎のような状態だ
ここで開合についてすこし書いておかなくてならないと思う
拳論によると、体が膨らんでいるのが、「開」動作が止まると「合」
単純に考えればこうなんだけれども、わかりやすく表現を変えれば、「開」(軸がない)で膨らんだ後は、次に膨らむために意識を足裏に落とす「合」この時は、軸ができる。これらが交互に止まることなく繰り返される。
この時の「合」のとらえ方が、ほとんどの人が誤解している。「合」で体萎える、縮こまる人が多い。「合」のときに丹田に意識を戻して言われて萎えてしまう。これは大きな誤解であり間違いだ。「合」はむしろ膨らむのだ!
太極拳では、常にポン勁がある。これは見方を変えれば、常に相手から押し続けられているということ。両手を左右に広げ、両方から人に押してもらって、それを押されないようにして、意識を足裏に落とし、お腹・胸を緩める。これが「合」この時、軸を感じないと崩れる。手や足を絶対動かないようにロックしておいて、緩む・膨らむは「開」瞬間、軸がない。開合は、陰陽と同じで、呼吸のように、吸い切れば吐く、吐き切れば吸うのと同じだ。
だから太極拳の套路は、止まらない。
ここで書いていることは、全体のほんの一部であり、例えば「合」のとき足に意識を下ろすときの肘の位置や、肩、腰、膝などの位置ななど文書で書くと膨大な量になるので、良き指導者に見てもらって指導してもらうのが時間的にも、経済的にもいいと思う
いつも根底にあるのは、太極拳は武術であり、最小の力で、相手を崩すということを、目安にすれば、これやあれや、迷うことないと思う。「表演」だとどうしても、見る人の主観が入り、見る人の数だけ正解がるが、この「崩せる」かどうかは、答えは一つだけであるので、ここを基準に考えれば、迷うことがなくなると思う。

足に下ろすの意味
手と足をつなげることで、推掌で相手を押すとき、相手に接触している手は、足とつなげて押す。この時、手で押していない。足でけっているのと同じだ。
この足とつながるのが難しい。套路を正しく理解していないと足と繋げることが出来ずに、手だけの力で押してしまう。
膝・肘の位置が非常に重要になる。これが分かれば、套路の意味がわかるとともに、太極拳というの非常に良く考えられた武術だと再認識される